藤井聡太が勝率8割を4年連続で達成したが、
流石に二冠になるとタイトル戦も増えるし勝率7割ぐらいまで落ちてくるか……
と思われていたけど落ちてこない。
というより渡辺明、永瀬拓矢、豊島将之らに勝ちまくり
竜王を獲得して四冠になってしまった。
将棋界は四強から藤井一強の時代を迎えつつある。
これはもう将棋星人だろということで検証してみる。
勝率とレーティング
将棋界では2勝1敗ペースなら一流と言われる。
なぜなら勝率7割を長期で続ける人は数えるほどしかいないからだ。
歴戦の第一人者はタイトル戦に出てくるようなトップ棋士相手に2勝1敗、
それ以外の上位棋士相手に3勝1敗あれば複数冠で無双できる。
ちなみに各勝率ごとにレーティングという強さの指標を表すと以下のようになる。
1位と2位のレーティングが100以上離れるとかはなかなかないし、
レーティング200差ぐらいでA級とかのトップ集団がひしめくというのが通例なのだけれど……。
勝率 | レーティング差 | |
1勝1敗ペース | .500 | 0 |
2勝1敗ペース | .666 | 120 |
5勝2敗ペース | .714 | 160 |
3勝1敗ペース | .750 | 190 |
4勝1敗ペース | .800 | 240 |
5勝1敗ペース | .833 | 280 |
6勝1敗ペース | .857 | 310 |
7勝1敗ペース | .875 | 340 |
8勝1敗ペース | .888 | 360 |
9勝1敗ペース | .900 | 385 |
藤井n冠の真のレーティングは?
2021年の対局で竜王戦終了時のVS三強の成績は
VS 永瀬拓矢: 4勝0敗
VS 渡辺明 : 4勝0敗
VS 豊島将之:13勝3敗
勝率0.875でこれは3強と340のレーティング差→R2250ぐらい
羽生九段の全盛期もびっくりの人間離れした棋力差……これはelmo入ってる?