しんどいときに風邪を吹っ飛ばす豚汁

体調悪くてご飯が食べられないなーってときに効く豚汁を紹介しよう。
大鍋一つでできる上に元気な人が食べてもお腹いっぱいで満足感がある。

材料 (たっぷり2人分)

  • 里芋:250g
  • 豚肉:200g
  • 大根:1/6本
  • 人参:1/2本
  • ごぼう:100g
  • みょうが:3個
  • 壬生菜:1本
  • ネギ:少量
  • 生姜:少量
  • だし汁:800ml
  • 日本酒:大さじ2
  • みりん:大さじ1
  • 味噌:適量

材料選定のポイントを以下に列挙した。

  • 白米が重い体調を想定しているので炭水化物源としてイモ類:里芋を入れる
  • タンパク質源と旨味の素としてビタミンB1豊富な豚肉を入れる。油揚げを追加してもよろし。
  • 消化の良い大根を入れる。かぶらで代用も可。
  • 食べやすくて栄養価の高い緑黄色野菜である人参はぜひ入れたい。葉物野菜は余っているものを。
  • 食物繊維枠としてごぼうを入れた。れんこんを入れても面白い。
  • 薬膳食材としてミョウガ、生姜、ネギを入れて薬効に期待する。

出汁は薄めに

だしパックを使ってもいいけど濃厚になりがちなので病人には辛い。
今回は昆布控えめで煮干し中心のだしを取った。
といっても水から煮て、材料切っている間に沸騰するので取り出してゴミ箱に捨てるだけ。
インスタントの粉末だしを使うのと比べて、
現物の昆布と煮干しを使ったところで時間も手間も秒の差が出ません

下ごしらえ

食材をカット。
煮込み時間を長くするので人参、大根は厚めに。
ミョウガは縦に薄くスライスする。
里芋は下ごしらえしてあるので楽。
ごぼうもささがきゴボウのパックを利用した。
自炊においては味の素・麺つゆ云々よりもこういったショートカット食材の方が時短においてはるかに効く。

壬生菜ポットの熱湯に1分さらして流水で洗って冷水に漬けておく。
これで軽く別茹でしたのと同等のアク抜きになる。
直接本鍋に投入してもいいけど、この一手間が愛だと思います。

鍋に具材を投入

まずは煮えにくいごぼう、里芋、人参と煮込みたいミョウガを加える。
白菜、油揚げもこの段階で加える。
生姜もチューブのじゃなくて生生姜をスライスしたならこの段階だ。
アクを丁寧に取りながら10分程度煮る。

中程度に火が通りにくい大根を加えて5分煮る

豚肉を入れ、日本酒大さじ2、みりん大さじ1を加える。

豚脂のアクが出てくるので丁寧に取りながら5分煮る
蓋をして10分ほど置く
味を染みさせる時間だ。

再度火にかけ沸騰させる
味噌を溶かし入れ、チューブ入りの生姜はタイミングで加える。
壬生菜刻みネギを入れひと煮立ちしたら完成。
器に盛り付ける。

完成

あっさりとしたスープに生姜が効いていて温まる。
これを食べれば元気になるし、食欲がなくても腹に押し込めることできるあっさりさだ。