AbemaTVトーナメントとはプロ棋士がドラフトで選手を指名してチームで超早指しで戦う非公式戦です。
現代的なエンターテインメント色が強くて面白いですね。
まずはこの図をご覧ください。
現会長の両翼に二名の永世名人が舞う、ファン感涙の布陣である。
しかも先峰戦は谷川九段の唯一の弟子である都成六段との師弟戦なのも泣かせる。
谷川先生、チェスクロックなのに光速の即詰みを狙うなど若々しさ解き放つ将棋で魅せてくれる。
都成六段のダイレクト向飛車だぁ！
次鋒戦は森内九段VS高見七段
現代的な▲６七金右型矢倉で先後同型。
森内九段の金矢倉に対して高見七段は二局連続で銀矢倉で対抗する。
純文学らしいネチネチとした重厚な折衝。
矢倉戦で水を得た魚のようなウティが光り輝いて見えるよ。
大将戦の会長VSダニ―はカードからして変態序盤の予感。
1局目は会長の雁木模様からの右玉にダニ―の右四間という序盤です。
しかし玉頭の６筋の歩を交換されたと見るや
玉を逆サイドに。
これぞ会長という玉さばき。
入玉・千日手など長手数の対局もあり、
見応え十分の格調高い対局でした。