10日目しおり
コロナの洗礼を受ける。症状的には一番苦しかった時期。
一晩寝たら頭痛いのは解消されるかもという淡い期待はあった。
当然しおりは出発前から用意しているのだが、朝目覚めた時点で予定の完遂は無理そうだと悟る。
明日の長距離移動は絶対なので、それができる程度には回復することが本日の使命だ。
ホテルの朝食 (9:00)
ホテルでの朝食。結構遅めだが、ギリギリまで寝ていて何かお腹に入れなければと重い腰を上げて食べに行った。
ドイツらしい加工肉だがちょっと重い。
活動するためのカロリーはジュースの糖分で補給する。
パン類は色々種類あったがパスします。
ワイングラスで飲むのですね。
旧市街観光 (10:00)
市内をぶらぶらと見て回れる所だけは見ていきます。
ドイツが誇るリアル系ぬいぐるみメーカーは南西部のシュトゥットガルトの近郊に工場があったはず。
ケーセン社の猫が1匹うちにいるが、その造形と瞳から霊が宿っている感はある。
来ましたシュネーバル。
ちっちゃな雪使いシュガーのネタ元になったお菓子ですね。
独特な形をしたフランケンワインの瓶。
フランケンワインは糖度の低い辛口が特徴です。
男性的で素晴らしいワインとのことで小瓶を2本お土産として買いました。
ここはブレーンラインと呼ばれるローテンブルクらしさが溢れる路からのショット。
完全に絵葉書の世界ですね。
元鍛治屋の家らしい。外観だけ。
この辺、適当に写真撮ったや。
ちょっとにわか雨がぱらつきました。路面が濡れています。
ローテンブルクは周囲を城壁で囲まれていますが、何箇所かから登ることができます。
とりあえず、それだけはやっておかないとということで疲労を押して階段登ります。
城壁の上からの景色こそローテンブルクというもの。
城壁から眺める街並み。市庁舎の上や城壁の入り口の塔でより高い場所から撮ることもできるのですが、
今回の旅では気力も情報もなかったため、ここからのショットが最高峰になります。
結構屋根の傾斜が急ですね。やはり雪はたくさん降るのだろうな。
城壁には所々のぞき窓が付いています。巨人が攻めてきた場合はここから攻撃します。
城壁の外にも街は広がっています。
中心部にある市庁舎は本来登れるはずなのですが、工事中でした。
このぐるぐる階段アニメで見たことあるぞ。
コルマールにもあった木組みの家。美しいですね。
広場のからくり時計が開くとき。
城壁内唯一のスーパーでお土産と昼食を調達する。
モーツァルトが描かれたチョコと日本では珍しいチェリー味のコカ・コーラ。
あとは流し込めそうなチーズ、ヨーグルト、フルーツを買い込む。
」
ここはテディベアショップ。
ここは市内唯一の日本食レストラン。後で行こうかなと思って写真撮っています。
クリスマス博物館 (14:30)
ホテルアイゼンフートのすぐ横にクリスマス博物館があります。
キュートな装飾の自動車が止まっているのですぐにわかります。
ちなみに入場は無料。
あらゆるモノには値札が付いています。
つまりここにあるのは展示物兼商品。
ツリーや部屋に付ける飾りはもちろん、クリスマスっぽい何かが所狭しと並んでいます。
フィンランド人もびっくりなぐらいの品揃えです。
商業店舗の飾り付けでも重宝しそう。
かわいいぬいぐるみも置いていました。こっちの方が落ち着く。
夕食:日本食レストラン:LOUVRE (18:30)
ソーセージ食べる気力もなかったので日本食にした。
ラーメンののぼりとか居酒屋の提灯がかかってます。
天ぷら定食と鶏照り焼き定食をオーダー。
白米と味噌汁に漬け物が泣かせるねぇ。
あと海老天が日本の定食屋と違ってケチ臭くない。
名古屋人もびっくりな巨大サイズの海老天です。
正直これでも重いのですが、ドイツ料理と比べたらおかゆのようなやさしさがあります。
ドリンク合わせて1人3000円ちょいとなら上々なのではないか。
Japanっぽい暖簾がある。
10日目まとめ
観光施設に行かず、移動もなかったのでほとんどホテル代ということで、
滞在費としては過去最安値を記録。
不幸中の幸いとしてはコルマールに続いてローテンブルクでも連泊を採用してたところだ。
次のパリも連泊なので気持ち的には楽だ。
ローテンブルクは全く楽しめてません。とりあえず滞在しただけみたいな。
これはいつかリベンジしたいな。
明日は這ってでもパリまで行かねばなりません。
どうなる?