新婚旅行 ヨーロッパ周遊 7日目 (7/15) ピラトゥス~コルマール

7日目しおり

ベルンの予定が入っていますが、明日から雨予報なのと山頂から下りるだけで疲れそうなので
コルマールに直行して晴れているうちに写真だけ撮っておくことにしました。

ピラトゥスからはケーブルカーとバスでルチェルンに戻り、国境の町:バーゼルへ。
そこからストラスブール行きに乗ってコルマールで降ります。

朝のピラトゥス (6:00)

山頂だから星が綺麗に見えるだろうと踏んで、少し早く起きました。

オリオンをなぞる そんな夜には……
デジカメの手持ち撮影ですが小三つ星まで写っていますね。

外が明るくなってまいりました。

朝焼けの稜線が美しい。

日の出直後だと少し赤みがかかった色合いになります。

朝食 (8:00)

朝食は夕食と同じ場所です。結構大勢で埋まってた。
気さくなスタッフに話しかけるとスペインから出稼ぎにきている女性だった。
日本だと山小屋のバイトみたいな場所だから1ヶ月以上住み込みになるのでバイタリティが強いや。

黒パンにチーズ、ヨーグルトと乳製品でキメて生野菜と生ハムを添える。
グレイトな朝食です。
スイスの朝食にハズレ無し。

ピラトゥス山 ロープウェイ (10:00)

帰りは鉄道とは逆サイドのケーブルルートです。
最初にビッグゴンドラで2000m→1400mに下り、
次に小さなリフトで中間駅を介しながらゆっくり長く400mまで下っていきます。

ドラゴンに乗りながらおおぞらをとぶ
2000m級からの景色は最高ですね。

晴れているのでルチェルンの街並みがしっかりと見えます。

最後の鉄塔です。これを超えると最初のゴンドラの終着駅。

ここはハイキングの起点としても使えます。
ここで麓のKriens方面へ乗り換えます。
リフトは途中で中間駅があるので注意してください。

4人乗りの小さなリフトです。

ピラトゥス山頂のホテルも見えます。あそこから降りてきたのだ。

Kriensの街並みがすぐそこですが、駅はまだ遠くです。

ようやく終点が見えてきました。

到着するとLuzernはこちらとあります。
しかし、ここから大通りのバス停までは200mほど坂道を歩きます。

ここのケーブルもピラトゥスの系列会社のものなのかロゴがついていますね。

Kriens (10:40)

バス用の5フラン硬貨をゲットすべく薬局でおやつを買った。
ミックスナッツとココナッツのお菓子。
昼食の記録がないので、おそらくこれが昼食。
旅行中に食べすぎているので今日はこれぐらいでよいだろう。

Luzern (11:20)

ルチェルン・バーンホフ 駅前通りぐらいの意味です。

列車には少し時間があるので駅前散策してきました。
駅前徒歩5分にあるカペル橋だけです。

こちらは近年全焼してしまいましたが再建されました。
絵葉書などでよく見る風景です。

こちらのバスは列車のように多連結されていて架線も張られています。
電気とバッテリーのハイブリッドなのだろうか。

「Drinks of the World」駅に入っているチェーン店かな。他の街でも見ました。
その名の通り、世界のお酒(主にビール)が置いてあります。

アサヒビールにキリンビールそして獰猛なロゴがある青いやつは常陸野ネストビールですかね。
上段にはシンハーやチャーンのタイビールがります。
ここで2缶ほど買い込んでホテルで飲む用にしました。
買ったものは後ほど。

Luzern → Basel SBB (11:54)

本来はルチェルン→ベルン、ベルン→バーゼル→コルマールの移動だったが、
現在の予定はルチェルン→ベルン→コルマール。
これだとユーレイルパスだと損になる距離ではある。
とはいえ日程の中で使用する日数は決まっているのでここで使います。

ベルンに行くにはオルテンで乗り換えです。
この列車には2号車と1号車が連結されていて1号車は奥側だというのがわかりやすい。

Basel SBB (12:56)

Basel SBBに着きました。SBBは中央駅ぐらいの意味です。
バーゼルはハブ駅なのでパリのTGV、ベルン、ルチェルン、チューリッヒ方面のIC、
ハンブルク、ベルリンやウィーンへの直通列車もあります。

ドイツのICEが止まっていました。
車両のナリはカッコイイんですけどね、後でこいつに苦しめられます。

巨大プラットフォームだけでなく駅舎も広いです。

一瞬だけバーゼル駅前に出てみました。
バーゼルは前衛的な現代建築の宝庫と聞いている。
建築の博物館もあったり。

バーゼルからの列車のうちフランス方面だけが通路を歩いて数百メートル離れた位置にあります。
乗り換え時は注意だ。
我々は後日ここで乗り換える予定なので今日のうちに駅の構造を確認しておいた。

Basel SBB→Colmar (13:21)

TERは快速的な列車かな。ストラスブール行きなのでこれです。
写真見ると1等車もあるけど2等車だけだと思って2等に乗ったかも。

フランス南東部のストラスブールからバーゼルあたりはアルザス地方といいます。

これが2等車の座席。2等にしては上々かと。

バーゼルはライン川がスイス側にめり込んでいるので、
川を渡るとほぼフランス側です。

フランス側最初の駅はSaint-Louisです。特に何もなし。

たまたまGPSが安定していたので速度アプリ起動してみたら200km/h近く出ています。
こいつはTGV並でかっ飛ばしてやがる。

小麦畑でつかまえて。
農業国フランスらしい風景になってまいりました。

Colmar (14:04)

コルマールにおいでませませ~。

駅前から通りを渡った広場で写真を撮ってみた。

ルチェルンでも思ったが連結バスは車長が長いけど運転は大丈夫なんだろうかと思ってしまう。

駅前のメインストリートだが田舎町なので凄い商業施設とかはないです。

古い趣のあるレンガ造の駅舎は良いですね。

Parc du Champ-de-Mars (14:35)

駅から歩いて今晩のお宿のある旧市街を目指します。
シャン=ド=マルス公園はパリにも同名の公園があります。

噴水と銅像が雰囲気醸し出します。

この並木道はごちうさっぽくないですか。

おお、野生のラビットがいるぞ、ラビットが。

赤い球体の謎オブジェはなかったや。
メリーゴーランドみたいなのがあったりジョギング中の人がいたりと
老若男女問わず市民の憩いの場になっている感じです。

ホテルチェックイン (15:00)

なんとコルマールでは、ここに来て初となる連泊を採用します。
これまでは毎日移動しながら観光していたのでゆっくりできるかも。
「Mercure Colmar Centre Unterlinden」は駅から歩いていけて旧市街にも近いという理由で選定しました。
2泊で42000円は中の上ぐらいのグレードです。

15:00チェックイン開始で、ホテル前にはそれを待つ宿泊客の列ができています。

カウンターテーブルに電気ポット、ソファー椅子があるけど部屋はせせこましく、
床に大の字で寝られるほどの開放感はないです。
とはいえ広さ的には十分。

ベッドは広々クイーンサイズはあるかな。

トイレは日本だと駅のトイレぐらいのクオリティだけど、
ヨーロッパのこれまでのホテルでは標準的なものです。
バスタブとドライヤーがあったので疲れはとれます。

Colmar旧市街観光 (15:30)

ホテルに荷物を置いて観光に出かけます。
サマータイムマジックで日が沈むのが遅いのでまだまだ余裕で見て回れます。

コルマールは全体的に可愛らしい雰囲気の町です。
こんなメルヘンな蒸気機関車型のバスなんて見たことないよ。

寿司、焼き鳥、すき焼き、唐揚げなどありますが、20ユーロは日本食に恋しくならないと手が出ない。

これは観光名所の5つ星ホテル「La Maison des Têtes」

奇妙な造形がいくつも壁面にある。ちょっとキモい。

劇団イヌカレーみたいなファンシーな絵があった。

アルザス名物のお菓子:クグロフです。
ちょっとつまむにはデカすぎるサイズ。

ヨーロッパの旧市街でよく見る木組みの風景。
いいですね、コルマールに来たんだと実感させてくれます。

ハウルの動く城のモデルとなった建物「プフィスタの家:Maison Pfister」です。
観光客がしきりに写真を撮っていました。

かわいいフラワーアレンジメント。

こちらは酒屋。おそらく地元のワインがズラリと並びます。

ジャパニーズウイスキーも。

旧市街の中央にある教会「St Martin’s Church」ですが、重機で工事してました。

こじんまりとした公園。地図上では「Place du 2 Février」となっています。
建物は図書館かな。

ステーキハウス「Au Chasseur」
ラビットハウスのモデルとされる。
特徴的な三角屋根と木組みがそれっぽい。
期間中3回ほど食事に訪ねたのだが、いずれも満席で予約してないとダメと言われた。
コロナ明けで観光客が多いからかどこもレストランは混んでいますね。
迂闊でした。

悔しいので店頭だけアップで。
うぅ、ここでアルザスステーキ食ってぴょんぴょんしたかったぜ。

ラビットハウスから少し行くとカラフルな木組みが見えてきます。
プチ・ヴェニスと呼ばれるコルマールで一番映えるスポットにやってきました。

木組みの家々が立ち並びます。

川床みたいな場所と川下りしている人がいますね。
船頭さんはこのあとしゃがんで欄干をくぐります。
そしてあの橋が通称チマメ橋の撮影スポットのはず。

橋の上はごった返す観光客。

ここの木組みの家はとりわけカラフルになっていて美しい。

橋になにかくくりつけられていると思ったら……
カップルの恋が叶うおまじない的なやつですか。

事前に調べていたレストランはいずれも予約してないとダメと言われた。
はたしてコルマールで夕食にありつけるのか。

こちらは奥の橋からの風景。
このあと色々探し回ったが結局見つからず。

夕食が見つからずにスーパーで買い込む (18:40)

最終手段スーパーですw。
ついでにお土産も買っちゃおう。

パスタがいっぱい。珍しいのもあるね。
オラわくわくしてきたぞ。

明治屋とかで800円ぐらいで売られているチョコ群が2ユーロ。つまり300円。これは激安。

えっ?これで3000円切るの?安って思ったら酒類はルチェルンで調達したやつだった。
スイスのCALANDAとブルーベリービールですね。
それを除いてもチーズはそれぞれ日本で買うと1000円以上は堅いのでやっぱりこっちだと安い。
チーズは羊乳のやつとウォッシュ系。あと加工肉のパテかなんかと生ハム。
しかしチーズと加工肉の組み合わせも飽きてきたなと感じるのでした。

7日目まとめ

滞在費で5万円切るとは安いですね。

明日は移動もないし、そんなにお金使わないのでは?
というか天気はどうなる?な、コルマール2日目となります。